電気代を調べる方法を解説|内訳・明細書の見方を知って料金を見直そう

電気代について詳しく知りたい人へ向けて、当記事では電気代を調べる方法や計算方法、世帯別平均額、安くする方法について解説します。電気代の見直しを考えている方や電気料金について詳しく知りたいというは、ぜひご一読ください。
IIJmio 電気代を調べる方法を解説|内訳・明細書の見方を知って料金を見直そう

電気は、いまや私たちの日々の生活に欠かせない必需品です。

しかし、便利な家電が増えるに比例して気になるのが家庭の電気代。「便利なガジェットは増えたけど、電気代が増えているのが気になる」という人もいるでしょう。

そこで、電気代を調べる方法と節約する方法を解説します。電気料金の明細が正しく読み、その後に料金プランを見直したり電力会社を乗り換えたりすれば、電気代の節約につながります。

「電気料金の明細を読み解く力を身につけたい」「電気料金を少しでも節約する方法を知りたい」という方は、ぜひ参考にしてください。

電気代の調べ方・確認方法

電気料金の節約を考えている方も、まずは今現在どのぐらい電気代がかかっているか把握しましょう。

電気代の調べ方について、まとめました。

旧一般電気事業者の場合

旧一般電気事業者(※)と契約している場合、電気代は1ヵ月ごとに届く「電気ご使用量のお知らせ」という検針票に記載されています。後から電気代を確認したい人は検針票を保存しておくことをおすすめします。

検針票のほかにも、各電力会社のWebページから電気代を調べることも可能。パソコンやスマホから簡単に電気料金をチェックできます。

旧一般電気事業者の電気代の調べ方

  • 検針票をチェック
  • 各電力会社のWebページからチェック

※旧一般電気事業者とは、北海道電力・東北電力・東京電力・中部電力・北陸電力・関西電力・四国電力・中国電力・九州電力・沖縄電力のことを指します。

その他電力会社の場合

旧一般電気事業者以外の電力会社を契約している場合、電気代は「Webマイページにログイン」することで確認できます。

ログイン方法は各電力会社によって手順が異なります。契約時の資料やメールを読み返したり、電力会社に問い合わせたりしてログイン方法を確認しましょう。

電気代の計算方法

どのように電気代は決まるのか、電気料金計算方法を理解することで、節約効果を高める可能性が期待できます。

電気代の計算方法についてしっかり理解しておきましょう。

電気代の内訳

電気代の内訳は「基本料金+電力量料金」で構成されています。

基本料金とは、電気を利用しなくても発生するお金のこと。電力量料金とは、実際に使用した電力使用量に比例して発生するお金のことです。

基本料金は従量電灯(アンペア制)と最低料金制の2種類

基本料金の種類

  • アンペア制:契約しているアンペア数によって基本料金が変わる
  • 最低料金制:基本料金が定額で一定の電気使用量分が含まれている

アンペア制は、北海道電力、東北電力、東京電力、北陸電力、中部電力、九州電力の従量電灯プランが該当します。

最低料金制は、関西電力、中国電力、四国電力、沖縄電力の従量電灯プランがに該当します。

また旧一般電気事業者以外の電気会社では、「基本料金」を設定していない会社もあります。

電力量料金は3段階

電力量は3段階あり、電力使用量が増えると電気代の単価が高くなります。

電力量料金の3段階の使用量

  • 1段階:月間120kWh未満
  • 2段階:月間120kWh~300kWh未満
  • 3段階:月間300kWh以上

主な電力会社の電力量料金の平均は約26円。ただし、段階があがると26円以上の電力量料金が発生するので、こまめな節電を心がけましょう。

燃料費調整額・再生可能エネルギー発電促進賦課金

燃料費調整額とは、電力会社が予定していた燃料の買い付け値段と実際の買い付け値段の差額分を表す金額です。

電力会社の予定よりも安く燃料を購入できた場合、燃料費調整額がマイナスになり、電気料金が安くなりお得です。予定より買い付け値段が高い場合はプラスになり、電気料金が高くなります。

再生可能エネルギー発電促進賦課金とは、太陽光発電などの再生可能エネルギーによって発生した電力を買い取るためのコストを、電力を利用している利用者に負担してもらうものです。

実際に利用した電気量に応じて「再生可能エネルギー発電促進賦課金」が発生します。

【東京電力】電気代明細書の正しい見方

電気代明細書の正しい見方を解説します。

電気代明細書には様々な項目があります。具体的にどのような違いがあるのか直感的にわかりにくいです。

この機会に電気代明細書に記載されている項目の意味を正確に理解し、どの項目で費用がかかっているのか理解しましょう。

料金明細書の見方

電気代の料金明細書に記載されている項目をまとめました。

料金明細書の項目

  • 基本料金
  • 電力量料金
  • 燃料費調整額
  • 再生可能エネルギー発電促進賦課金

料金明細書が届かないのはなぜ?

東京電力では、料金明細書(検針票)の発行を紙からWebに変更しています。

ペーパーレス化による環境負荷低減のためです。今後はWebからの料金明細確認に慣れておくことをおすすめします。

また、口座振替の契約者に限り、引き続き紙での電気料金明細書の発行にも対応しています。紙の明細が必要な方は、チャットやLINE、電話で手続きを行いましょう。

料金に関する問い合わせ先

東京電力お問い合わせ先

  • 電話番号:0120-122-580
  • 受付時間:9:00~17:00/月~土(日・祝および年末年始を除く)

電気料金に不明点などがある場合は、問い合わせをして疑問点を解消しましょう。

家電ごとの電気代は?世帯別平均額

電気代を節約しようと考えていても、自分の電気代が相場よりも高いのか安いのか、目安がないと比較できません。

電気代の相場を把握し、ぜひ自宅の電気代が高いのかどうか判断する目安にしてください。

家電を1時間使用した際の電気代比較

以下では、主な家電を1時間利用するとどれぐらいの料金になるかまとめました。

使用家電 電気料金 消費電力
冷蔵庫 約8円 300W
洗濯機 約14円 500W
テレビ 約8円 300W
ノートパソコン 約3円 120W
電子レンジ 約16円 600W
エアコン 約54円 2,000W

消費電力が大きい家電ほど、電気代がかかることが分かります。

世帯別電気代の平均金額

国の調査によると、世帯別の平均電気代は以下の通りです。

世帯別電気代の平均金額

  • 1人暮らし:約4,000円/月(年間約4.8万円)
  • 2人暮らし:約9,500円/月(年間約11.4万円)
  • 3人暮らし:約1.1万円/月(年間約13.2万円)
  • 4人暮らし:約1.2万円/月(年間約14.4万円)

平均より多くの電気代がかかっていても、見方を変えれば、電気代を安くするための余地が大きいといえます。

電気代を節約する方法確認しましょう。

家電の電気代を節約する方法

電気代を節約する方法

  • エアコン:フィルターを定期的に掃除する。夏は28度、冬は20度を設定温度の目安にする。
  • 冷蔵庫:料理を冷ましてから入れる。モノを入れすぎない。
  • 洗濯機:まとめ洗いをして選択回数を減らす。
  • テレビ:主電源をこまめに切る。
  • トイレ:便座の設定温度を下げる。トイレの蓋を閉める。

これらのことを常に実行することで、大きな節電効果が期待できます。

電気代を安くする方法はある?

電気代を安くする方法

  • 電気料金プランの見直し
  • 電気代の支払い方法の変更
  • 電力会社の乗り換え

具体的にどういうことなのか、詳しく解説します。

電気料金プランを見直す

電気料金プランは、契約している電気会社や契約アンペア数によって変わります。

契約アンペア数が低いプランに変更すれば、電気代の節約効果が期待できます。ただしアンペア数が下がるとブレーカーが落ちやすくなるため、注意が必要です。

電気代の支払い方法を変更する

電力会社によっては「口座振替で契約すれば割引を適用」など、支払い方法を変更すれば割引を実施しているところがあります。

現在利用している電力会社で、支払い方法を変更すれば割引が適用されないか、一度チェックしてみましょう。

電力会社を乗り換える

現在は電力会社を居住地に縛られず自由に契約できます。よって「基本料金」が設定されていない電力会社に乗り換えると、電気代が安くなるケースがあります。

ご自身の利用状況をチェックしたうえで、電力会社を乗り換えて電気代が安くならないか試算してみてはいかがでしょうか。

auでんき

auでんき

auでんきは、Pontaポイントを貯めやすい電力会社です。

KDDIグループが運営しており、auユーザーなら申し込み可能。「auでんきアプリ」で電気使用量の確認や、電気料金の予測をチェックできます。

auユーザーの方やPontaポイント利用者の方は、auでんきとの契約を考えてみませんか。

auでんきの料金プランをチェック

楽天でんき

出典:楽天でんき

※1 ポイント進呈対象は、利用開始月およびその翌月分の電気料金合計が6,000円以上の場合です。

楽天でんきは、基本料金が0の電力会社です。

電気を利用した分だけ料金を支払う、というシンプルな料金体系が魅力的。また楽天ポイントが貯まりやすくなるのも特徴です。

楽天のサービスを多く利用する方は、楽天でんきとの契約も考えてみませんか。

【楽天でんき】の料金プランをチェック

おうちでんき

出典:おうちでんき

ソフトバンクの提供する「おうちでんき」は、旧一般電気事業者よりも電力量料金が一律1%お得に設定されているのが特徴です。基本料金は旧一般電気事業者と同じですが、電力量料金が安いのは魅力的。

またソフトバンクのスマホや固定通信サービスも利用している方であれば、「おうち割 でんきセット」を適用できるため、通信サービスの利用料金が割引されます。

ソフトバンクのサービスを利用されている方は、「おうちでんき」に申し込んでみてはいかがでしょうか。

【おうちでんき】の料金プランをチェック

Looopでんき

※Looopでんきは2022年4月1日より新規受付停止を停止します。

Looopでんきは、基本料金が0でかつ電力量料金も1段階と、シンプルな料金体系が魅力的な電力会社です。

多くの方にとってお得なプランを提供しています。よほど電気を使わない人を除いて、Looopでんきに乗り換えると電気代が安くなる可能性が高いでしょう。

シンプルで安い料金プランが気になる方は、Looopでんきと契約してみてはいかがでしょうか。

省エネ家電を選ぶ

省エネ家電とは、エネルギー消費を抑えられた家電製品のことです。少ない電力で家電が動かせるので、節電しながら電化製品を利用できます。

たとえば電気冷蔵庫の場合、10年前のモデルと比較すると現在のモデルは49%も省エネになっています。

古い家電を新しいものに買い替えるだけでも、節電効果が期待できるもの。また家電量販店で、どの製品が一番省エネか、店員さんと相談しながら決めるのもおすすめです。

家電の買い替えや新規購入を考えている方は、省エネ家電購入を優先的に考えてみてはいかがでしょうか。

電気代を調べて料金を見直そう

電気代はややこしくて、理解しにくいイメージがあるでしょう。しかし少しプランを変更したり、節電を心がけたりするだけで毎月の節電効果が大きく変わります。

電気代は必ず毎月発生します。少しでもお得なプランに変更したり省エネ家電を購入したりすることで、月々の支払いを削減する効果が高まるでしょう。

電気代の見直しを考えている方は、この機会に電気会社の乗り換えやプランの見直しを行ってみませんか。

公開日時 : 2021年07月13日

国立 久吉 ― ライター
国立 久吉 ― ライター

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