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Apple Booksの使い方・料金・特徴まとめ | 便利な機能が豊富なApple Booksとは?

今や本を電子書籍として読むことは珍しくなくなりました。一方で、これから電子書籍デビューをしようとしている人もいるでしょう。
そこで、そんな人に向けて電子書籍が読めるアプリ「Apple Books」について、その概要からサービスの特徴などについて解説します。
どういった機能を備えているのか、料金はどのくらいかかるのかなど、気になることがある方はぜひ参考にしてみてください。
目次
AppleBooks (アップルブックス)とは

AppleBooksは、2010年1月にサービスを開始したAppleが提供する電子書籍アプリです。元々はiBooksという名前だったため、こちらの名前に馴染みのある人もいるのではないでしょうか。
Appleのデバイスならどれでも利用可能です。iTuneを使えば、Windowsパソコンでも使えます。
Apple Booksが利用できるデバイス
- iPhone
- iPad
- iPod touch
- Mac
- Apple Watch
- Apple TV
Apple Booksでは、漫画や小説、ビジネス書をはじめとして教育関係の書籍や子供向けの本など、幅広い分野の電子書籍を取り扱っているのが特徴です。
また、今月のベストセラーといった形で、おすすめの本も紹介されています。自分がこれまで読んでこなかったようなジャンルの本も読めるでしょう。
さらに、本は本でも、耳で聴くオーディオブックも取り扱っています。そのため、電車での移動中などに耳で読書を楽しむこともできます。
本は読みたいけれど活字が苦手な人や、車での移動中に車酔いせずに読書を楽しみたい人にもおすすめです。
書籍以外にもPDFファイルの読み込みなどもできます。

AppleBooks (アップルブックス)の特徴

電子書籍サービスは様々な企業が展開していますが、Apple Booksはどんな特徴を持っているのでしょうか。
Apple IDで家族と共有できる
ファミリー共有するためには、家族の大人1人が管理者になる必要があります。管理者が家族のApple IDをファミリー共有のメンバーに設定すれば、家族間での本の共有が可能です。
例えば、父親が購入した本を息子が無料で読むこともできます。
ハイライトのコピーが簡単
Apple Booksは、対応している電子書籍であれば簡単に文章にハイライトができます。さらにハイライトのコピーも簡単にできます。
そのため、気になる箇所をコピーしてメモアプリなどにまとめておけば、あとでポイントを整理するときなどにも活用しやすいでしょう。
もちろんハイライトを引いた箇所にジャンプもできるので、電子書籍で直接確認も可能です。
スクロールで読める
電子書籍によっては縦書きの本であるにも関わらず、横向きにスクロールしなければならないケースもあります。
Apple Booksであれば、縦方向に無段階・無限スクロールできるので、Webサイトをみているような感覚で読みやすさが感じられるでしょう。
暗い場所ではダークモードになる
Apple Booksは暗い場所になると背景色が自動でダークモードになる自動夜間モードを備えています。
そのため、その場所に適した背景色で読みやすくなります。
AppleBooks (アップルブックス)の使い方・機能

Apple Booksの使い方は、アプリを開き「ブックストア」を選択すると本が探せます。
新刊や話題作、おすすめ、ベストセラー、さらにはランキングなど様々な形で分類されているため、自分の気になる本や読みたい本を探してみてください。
また、本を購入する前にはサンプルが読めます。購入後に後悔しないためにも、ぜひサンプルのチェックを忘れないようにしましょう。
実際に電子書籍を購入すると、ライブラリに保存されます。また、読み終わった本は感想を残すことも可能です。
Apple Booksで取り扱う電子書籍は有料だけでなく、無料作品もあります。電子書籍に興味があるものの、どういった感じなのか感覚をつかみたいという人は無料作品で試してみるといいでしょう。
iPhone、iPadなどで、実際に電子書籍を読んでいるとき、画面中央をタップするとコントロールを表示できます。コントロールを表示をすることで目次ボタンから別の章に飛んだり、ブックマークやハイライトの確認が可能です。
読みたい
「読みたい」は、気になる電子書籍の追加・管理ができる機能です。
ブックストアを見ていて気になる本があったときに、「読みたい」に追加しておくと後から購入する際に便利です。「読みたい」に追加しても購入にはなりません。
ブックを共有
「ブックを共有」は、自身がおすすめする本を友人や知人におすすめできる機能です。
友達にもぜひ読んでもらいたい、といった本があるときにぜひ活用してみてください。
ラブ
電子書籍を読んでいて「この作品は気に入った!」となることもあるでしょう。そういったときに利用してほしいのが「ラブ」機能です。
この気に入った作品にラブをつけると、ラブをつけた作品と似たような作品をおすすめしてくれるため、自分好みの作品に出会いやすくなります。
好きじゃない
「好きじゃない」機能は「ラブ」機能の反対です。読んでいて「イマイチだな」「あまり好きな作品ではないな」といった作品につけることによって、それ以降似たような作品がすすめられなくなります。
せっかく電子書籍を読むのであれば、自分の好きな作品を読みたいでしょう。購入後に後悔しないためにも、好きじゃない機能をうまく活用してください。
For You
「For You」は、これまでに購入した作品などをもとに、その人が興味を持ちそうな電子書籍を表示してくれる機能です。
アプリが学習し、その人にあった作品を集めてくれるため、新しい作品を見つけたいときなどにもぴったりです。
読書目標
「読書目標」は、1日の読書目標が設定できる機能です。目標を達成するとその旨を知らせてくれるため、読書のモチベーションにもなるでしょう。
短い時間から読書目標が設定できます。読書に慣れていない人でも少しずつ取り組んでいくことで本を読む力を身につけることができるでしょう。
ファミリー共有
「ファミリー共有」は、家族で電子書籍を共有できる機能です。
この機能を使えば、追加料金なしで家族が購入した本が読めます。同じ作品を読んで感想を伝え合うなど、コミュニケーションのきっかけにもなるでしょう。
AppleBooks (アップルブックス)の料金

Apple Booksのアプリ自体は無料でダウンロードできます。また、各作品に関しては作品によって値段が変わります。
有料の作品だけでなく無料の作品も用意されているので、ぜひチェックしてみてください。
また場合によっては、同じ本を紙で購入するよりも電子書籍で購入した方が安いケースもあります。セールやイベントで通常の半額程度の価格で購入できることもあるので、積極的に活用してみてください。
支払い方法
Apple Booksでは、様々な支払い方法に対応しています。
Apple Booksの支払い方法
- クレジットカード
- デビットカード
- キャリア決済
- Apple ID の残高(ギフトカードの換金額または入金額の残高)
まとめ
今回は、Apple Booksに関して、その概要からサービスの特徴、具体的な機能、料金などについて解説しました。
Apple Booksがあれば、1つのiPhoneやiPadでたくさんの作品が読めます。また、ハイライトや共有、ラブなど便利な機能も搭載しているのも特徴です。
電子書籍の利用を検討している人は、ぜひApple Booksを利用してみてはいかがでしょうか。

公開日時 : 2021年07月04日
