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  • 更新日:2024年04月11日

家族割があるおすすめの格安SIMまとめ!シェアでお得に使う方法も紹介

家族割があるおすすめの格安SIMまとめ!シェアでお得に使う方法も紹介

※当記事はPRを含みます。詳しくはこちら
※カシモWiMAXは株式会社マーケットエンタープライズの関連会社、株式会社MEモバイルが運営しています。

現在はスマホが広く普及し、年代を問わず多くの方がスマホを持つようになりました。家族でスマホを利用するため、どこを契約するか考えている方も多いのではないでしょうか。

家族で契約する場合、基本料金の安いものが最もお得とは限りません。家族割を利用することで、スマホ代の節約が可能です。

そこで今回は、大手キャリアと格安SIMの携帯代を比較し、家族割がある格安SIMを紹介します。

また、格安SIMで家族割を使う際の注意点を解説します。家族でお得に使える格安SIMを知りたい方は、ぜひ参考にしてください

【大手キャリア・格安SIM】携帯代を比較

家族割を適用するとスマホ代はどれくらい安くなるのでしょうか。キャリアと格安SIMに分けて、家族割を適用した場合のスマホ代を比較します。

それぞれの料金比較は、以下の家族構成をモデルに算出しています。

家族構成のモデルケース

  • 4人家族
  • 同居世帯
  • うち2人が25歳以上の大人
  • うち2人が18歳以下の子供

また、以下の記事では家族の平均スマホ代とおすすめスマホ会社について解説しています。家族のスマホ代を見直したい方はぜひチェックしてみてください!

家族4人でドコモを契約した場合の料金を比較

家族構成のモデルケースから、家族4人でドコモを利用した場合のスマホ料金を比較します。

(税込) 長子 次子
年齢 20歳以上 60歳未満 18歳以下
キャリア ドコモ
プラン eximo
データ使用量 3GB~無制限 1~3GB 1~3GB 1~3GB
月額料金 7,315円 5,665円 5,665円 5,665円
家族割 -1,100円
実質月額料金 6,215円 4,565円 4,565円 4,565円
家族全員の総額 (家族割を非適用) 24,310円
家族全員の総額 (家族割を適用) 19,910円
差額 -4,400円

今回のモデルケースでは、キャリアがドコモの場合、家族割を適用するとスマホ代の総額が4,400円(税込)安くなりました

ドコモの家族割は1回線目から適用され、ファミリー割引グループ内であれば最大20回線まで利用が可能です。

そのため、三親等以内にドコモユーザーが多い場合は、最大22,000円(税込)割引されることになります。

しかし、格安SIMに比べると基本料金が高く、家族4人で利用する場合はあまりお得感がありません。

キャリアの家族割は適用範囲こそ広いものの、利用しても格安SIMより高くなる可能性があります。

家族4人で格安SIMを契約した場合の料金を比較

次に、同様の家族構成のモデルケースで、格安SIMを利用した場合のスマホ料金を比較します。格安SIMのうち、ワイモバイルを例に算出しました。

(税込) 長子 次子
年齢 20歳以上 60歳未満 18歳以下
キャリア ワイモバイル
プラン シンプル2L シンプル2S シンプル2M シンプル2S
データ使用量 30GB 4GB 20GB 4GB
月額料金 5,115円 2,365円 4,015円 2,365円
家族割 なし -1,100円
実質月額料金 5,115円 1,265円 2,915円 1,265円
家族全員の総額 (家族割を非適用) 13,860円
家族全員の総額 (家族割を適用) 10,560円
差額 -3,300円

今回のモデルケースでは、ワイモバイルの家族割を適用するとスマホ代の総額が3,300円(税込)安くなりました

1回線目の割引こそないものの、家族割の割引総額はキャリアとほとんど変わりません。

さらに、もとの月額料金が安いため、家族全員の総額はキャリアと比べて約9,350円(税込)も安くなっています。

この比較からもわかるように、家族全員でスマホの契約をまとめるなら、格安SIMの方が圧倒的にお得です。

家族割があるおすすめの格安SIM

ここでは、家族割があるおすすめの格安SIMを紹介します。それぞれの料金や家族割の概要をまとめました。

格安SIM 月額料金(税込) 事務手数料(税込) 家族割の割引額(税込) 家族割の適用回線数 家族割の適用条件
楽天モバイル 1,078~3,278円 0円 最強家族プログラム
110円
20回線 ・同居または別居で同一名字の家族
・Rakuten最強プランに加入
UQモバイル 990~3,278円 3,850円 家族セット割
550円
10回線 ・同居または別居の家族
・トクトクプランまたはミニミニプランに加入
ワイモバイル 2,178~4,158円 オンライン:0円
店舗:3,850円
家族割引サービス
最大1,188円
9回線 ・同居・別居の家族または同一住所の方
・シンプルS/M/Lなどの対象プランに加入
mineo 250~2,200円 3,300円 家族割引
55円
5回線 ・同居・別居の家族または同一住所の方
BIGLOBEモバイル 990~7,425円 3,300円 BIGLOBE家族割
220円
4回線 ・BIGLOBE会員と同一生計の方

各社のサービスについて詳しく解説します。

なお、以下の記事では、格安SIMのおすすめ比較ランキングを紹介しています。契約する格安SIMを選ぶときの参考にしてください。

楽天モバイル

楽天モバイル バナー
  • 事務手数料:0円
  • 家族割:110円(税込)
  • 契約期間:なし
  • 支払い方法:クレジットカード・口座振替・デビットカード・楽天ポイント
Rakuten
最強プラン
月額料金
(税込)
〜3GB 1,078円
3〜20GB 2,178円
20GB〜 3,278円

楽天モバイルは、4つ目のキャリアとして登場したサービスです。料金の安さから、格安SIMとして扱われることもあります。

楽天モバイルの「最強家族プログラム」では、家族割グループに参加している最大20回線まで月額料金から毎月110円(税込)割引されます

同居・別居の家族のほか、名字の異なる親戚や同性のパートナー、事実婚の相手も利用可能です。家族割グループを作成し、対象者がグループに参加するだけで適用されます。

さらに、楽天モバイルの家族割は「楽天紹介キャンペーン」と併用できます

紹介した方は7,000ポイント、紹介された方は最大13,000ポイントがプレゼントされるため、家族割とあわせて活用しましょう。

特典を受け取るには、キャンペーンページからメールやLINE、Twitterなどで紹介URLを送信します。

紹介される方は紹介URLをクリックして契約した後、プランの利用開始と「Rakuten Link」アプリの利用が必要です。

楽天モバイルのプランは従量課金制なので、家族ごとにデータ使用量が異なる方にもおすすめです。

以下の記事では、楽天モバイルの家族割について解説しているので、ぜひあわせてチェックしてください。

【楽天モバイル公式】詳細はこちら

UQモバイル

UQモバイル バナー ※内容は記事更新日時点の情報です。最新の情報については必ず公式サイトをご確認ください。
  • 事務手数料:3,850円(税込)
  • 家族割:550円(税込)
  • 契約期間:なし
  • 支払い方法:クレジットカード・口座振替・デビットカード
プラン名 ミニミニプラン トクトクプラン コミコミプラン
(10分かけ放題)
データ容量 4GB 1~15GB 20GB
料金(税込) 2,365円 3,465円 3,278円
割引適用後 料金 1,078円 2,178円
1GB以下:990円
3,278円
データくりこし
速度制限時 最大300kbps 最大1Mbps 最大1Mbps

UQモバイルはauのサブブランドです。auの回線をそのまま使用し、高速通信ができます。

UQモバイルの「家族セット割」では、2回線目以降の月額料金が毎月550円(税込)割引されます。

割引対象プランはトクトクプランとミニミニプランの2種類で、最大10回線まで適用が可能です。また、同一姓、同一住所であれば証明書類不要で申し込めます。

離れて暮らしている家族でも、UQスポットやauショップから申し込めば同割引を利用できます。簡単な手続きで家族割を適用したい方には、UQモバイルがおすすめです。

なお、UQモバイルでは「自宅セット割」も提供されています。対象のネットサービスまたは電気との契約で、最大1,100円(税込)が割引されるサービスです。

【UQモバイル公式】詳細はこちら

ワイモバイル

ワイモバイル バナー
  • 事務手数料:無料
    ※店頭で申し込む場合は3,850円(税込)
  • 家族割:最大1,188円(税込)
  • 契約期間:なし
  • 支払い方法:クレジットカード・口座振替・デビットカード
プラン名 シンプル2S シンプル2M シンプル2L
データ通信容量 4GB 20GB 30GB
月額料金(税込) 2,365円 4,015円 5,115円
割引後
月額料金(税込)(※)
1,078円 2,178円
(1GB以下の場合:1078円)
3,278円
(1GB以下の場合:1078円)
速度制限時の
通信速度
最大300Kbps 最大1Mbps 最大1Mbps

※おうち割光セット・PayPayカード割適用時

ワイモバイルは、ソフトバンクのサブブランドです。高品質なソフトバンク回線をそのまま使用できます。

ワイモバイルの「家族割引サービス」は、2回線目以降に毎月1,188円(税込)の割引が適用されるというものです。他社の家族割よりも、割引額が高く設定されています。

後から追加で家族割引サービスに申し込めるため、既にワイモバイルを利用している方でも利用可能です。オンラインと店頭の両方で申し込みを受け付けています。

家族割引サービスが適用されるのは、主回線を除く最大9回線までです。家族のスマホ代をなるべく安くしたい方は、ワイモバイルを検討してみてください。

他の割引サービスとして「おうち割 光セット(A)」もあります。ソフトバンク光またはソフトバンクエアーとのセット契約で、スマホ代が毎月1,188円(税込)安くなるサービスです。

以下の記事ではワイモバイルの家族割について解説しています。申し込み方法や必要書類についても知りたい方は、ぜひあわせてご覧ください!

【ワイモバイル公式】詳細はこちら

mineo

mineo バナー
  • 事務手数料:3,300円(税込)
  • 家族割:55円(税込)
  • 契約期間:なし
  • 支払い方法:クレジットカード・口座振替・デビットカード

「マイピタ」月額料金

データ容量
(税込)
デュアルタイプ
(音声通話+データ通信)
シングルタイプ
(データ通信のみ)
1GB 1,298円 880円
5GB 1,518円 1,265円
10GB 1,958円 1,705円
20GB 2,178円 1,925円

「マイそく」月額料金

速度
(税込)
デュアルタイプ
(音声通話+データ通信)
シングルタイプ
(データ通信のみ)
プレミアム
(最大3Mbps)
2,200円
スタンダード
(最大1.5Mbps)
990円
ライト
(最大300kbps)
660円
スーパーライト
(最大32kbps)
250円 -

mineoは、ドコモ・au・ソフトバンク回線から利用回線を選べる格安SIMです。MVNOと呼ばれる格安SIMの中では珍しく、家族割が提供されています。

mineoの「家族割引」の割引額は、毎月55円(税込)と少ない金額です。しかし、もとの月額料金が安いため、家族全体のスマホ代を抑えられます。

家族割引が適用されるのは、主回線を含む最大5回線までです。住所や姓の異なる家族にも適用されます。

家族割を利用したい人数が少なく、月額料金の安い格安SIMを使いたい方にはmineoが適しています

データ容量無制限の料金プランもあるので、通信量を気にせず使いたい方にもおすすめです。

以下の記事では、mineoの家族割について解説しています。どれくらいお得になるのか気になる方は、ぜひチェックしてみてください!

【mineo公式】詳細はこちら

BIGLOBEモバイル

  • 事務手数料:3,300円(税込)
  • 家族割:220円(税込)
  • 契約期間:なし
  • 支払い方法:クレジットカード・口座振替
(税込) 音声SIM データSIM
- SMSあり SMSなし
1GB 1,078円 - -
3GB 1,320円 1,122円 990円
6GB 1,870円 1,727円 1,595円
12GB 3,740円 3,102円 2,970円
20GB 5,720円 5,082円 4,950円
30GB 8,195円 7,557円 7,425円

BIGLOBEモバイルは、ドコモまたはauの回線を使用できる格安SIMです。

2回線目以降が毎月220円(税込)割引される「BIGLOBE家族割」が提供されています。BIGLOBE会員と同一生計の方であれば、利用している料金プランに関係なく利用可能です。

適用対象の方を家族会員として登録すれば、BIGLOBE家族割が適用されます。

対象の光回線サービスとのセット契約により、毎月最大330円(税込)が割引される「光☆SIMセット割」もあります。

さらに、「エンタメフリー・オプション」を利用できるのが魅力です。YouTubeやLINE MUSICなど、21種類のサービスがデータを消費せずに楽しめます

以下の記事では、BIGLOBEモバイルの家族割について詳しく解説していますので、ぜひこちらもご覧ください!

【BIGLOBEモバイル公式】詳細はこちら

家族割がなくてもシェアでお得なおすすめの格安SIM

大手キャリアと比べると、家族割サービスを提供している格安SIMは多くありません。しかし、データシェア機能を活用すれば、家族割と同等以上にお得に使える場合があります。

ここからは、データシェアでお得に使えるおすすめの格安SIMを紹介します。

IIJmio

IIJmio バナー
  • 事務手数料:3,300円(税込)
  • データシェア:データ容量シェア機能
  • 契約期間:なし
  • 支払い方法:クレジットカード
(税込) 音声SIM SMS専用SIM データSIM eSIM
(データ専用)
2GB 850円 820円 740円 440円
5GB 990円 970円 900円 660円
10GB 1,500円 1,470円 1,400円 1,100円
15GB 1,800円 1,780円 1,730円 1,430円
20GB 2,000円 1,980円 1,950円 1,650円

IIJmioはドコモとauの回線を使用でき、特にデータeSIMの料金が安い格安SIMです。

IIJmioでは、無料で「データ容量シェア機能」を利用できます。同一IDで申し込んだギガプラン同士で、最大10回線までデータ容量をシェアできるサービスです。

データ容量のプレゼントもできるため、余ったデータ容量が無駄になりません。

家族割はありませんが、同一ID内の音声通話SIM同士だと「ファミリー通話割引」が適用されます。通話料が30秒あたり8.8円(税込)と非常に安くなるのでお得です。

家族でIIJmioを利用する場合は、同一ID内で家族分のギガプランを契約するのがおすすめです。

さらに、IIJmioひかりとセット契約すると、毎月660円(税込)の割引が適用される「mio割」も利用できます。

以下の記事ではIIJmioの評判・口コミをまとめていますので、ぜひ参考にしてください!

【IIJmio公式】詳細はこちら

イオンモバイル

イオンモバイル バナー
  • 事務手数料:3,300円(税込)
  • データシェア:シェアプラン
  • 契約期間:なし
  • 支払い方法:クレジットカード
(税込) 音声プラン シェア音声プラン データプラン
500MB 803円 - -
1GB 858円 1,188円 528円
2GB 968円 1,298円 748円
3GB 1,078円 1,408円 858円
4GB 1,188円 1,518円 968円
5GB 1,298円 1,628円 1,078円
6GB 1,408円 1,738円 1,188円
7GB 1,518円 1,848円 1,298円
8GB 1,628円 1,958円 1,408円
9GB 1,738円 2,068円 1,518円
10GB 1,848円 2,178円 1,628円
20GB 1,958円 2,288円 1,738円
30GB 3,058円 3,388円 2,838円
40GB 4,158円 4,488円 3,938円
50GB 5,258円 5,588 円 5,038円

イオンモバイルはドコモとauの回線に対応しており、データ容量を細かく選べる格安SIMです。高速通信のON・OFFを切り替えられるので、データ容量を有効に使えます。

「シェアプラン」では、契約しているプランのデータ容量を複数のSIMで分け合えます。音声通話対応のSIMカードを追加する場合、1枚あたり月額220円(税込)で利用可能です。

1契約につき最大5枚までSIMカードを追加できます。音声プランやデータプランを別途契約するよりも、費用がかかりません。

シェアプランのデータ容量は1~50GBと幅広く、データ通信の利用頻度が少ない方にも、多く利用する方にも向いています。

全国に200以上の取り扱い店舗があるので、対面でサポートを受けたい方にもおすすめです。

【イオンモバイル公式】詳細はこちら

y.u.mobile

出典:y.uモバイル
  • 事務手数料:3,300円(税込)
  • データシェア:シェア U-NEXTプラン
  • 契約期間:なし
  • 支払い方法:クレジットカード
プラン シングル シングル U-NEXT シェア U-NEXT
データ容量 5GB 10GB 20GB
月額料金
(音声通話SIM)
1,070円(税込) 2,970円(税込) 4,170円(税込)
月額料金
(データSIM)
800円(税込) 3,950円(税込)

y.u mobileは、ドコモ回線を使用する格安SIMです。余ったデータ容量を無期限で繰り越しできます。

また、20GBのデータ容量をシェアできる「シェア U-NEXT」プランがあります。1枚あたり月額550円(税込)で、最大3枚までSIMカードの追加が可能です。

2枚目の音声通話SIMには追加料金がかかりません。そのため、夫婦でデータシェアをする場合などにおすすめです。

さらに、VODサービスのU-NEXTが付帯しています。U-NEXTの月額料金が2,189円(税込)であることを考えると、お得にエンタメを楽しめるプランであることがわかります。

データシェアとエンタメのどちらも楽しみたい方には、y.u mobileがおすすめです。

【y.u mobile公式】詳細はこちら

家族割のカウント対象や紹介でお得な格安SIM

家族割が適用されない場合でも、家族割のカウント対象になることがあります。また、紹介キャンペーンを利用することで、家族全体のスマホ代の節約が可能です。

ここでは、そのような特徴のある格安SIMを紹介します。

ahamo

ahamo バナー
  • 事務手数料:0円
  • 家族割:みんなドコモ割・ファミリー割引のカウント対象
  • 契約期間:なし
  • 支払い方法:クレジットカード・口座振替・デビットカード
ahamo
月額料金 2,970円(税込)
データ容量 20GB/月
制限時速度 最大1Mbps
5G通信
テザリング 無料
5分かけ放題 無料
24時間かけ放題 1,100円(税込)
データ追加 550円(税込)/1GB
最低利用期間
解約違約金
なし

ahamoは、ドコモから提供されている格安プランです。大手キャリア並みの通信速度で利用できます。

ドコモでは「みんなドコモ割」が提供されています。親族で2回線契約すると550円(税込)、3回線以上の場合は1,100円(税込)が毎月割引されるサービスです。

ahamoの料金は割引されませんが、回線数には含まれます。そのため、親族にドコモを利用している方がいる場合にお得です。

また、ドコモを契約している親族同士の通話が無料になる「ファミリー割引」もあります。ahamoからの発信には適用されませんが、ドコモからahamoへの発信は無料です。

ahamoの基本料金には、5分以内の通話が無料になるサービスが含まれています。そのため、短時間の通話が多い方におすすめのサービスです。

以下の記事では、ahamoの家族割について解説していますので、ぜひこちらもご覧ください。

【ahamo公式】詳細はこちら

格安SIMで家族割を使うメリット

もともとの月額料金が安い格安SIMで家族割を適用すると、家族全体の通信費が抑えられます。通信費の節約以外にも、格安SIMで家族割を使うと次のようなメリットが得られます。

これらのメリットについて、それぞれ詳しくみていきましょう。

①家族のスマホ代が安くなる

格安SIMの家族割を使う最大のメリットは、家族全員のスマホ代が安くなることです。キャリアは料金が高く、家族割を適用しても格安SIMほどスマホ代が安くなりません。

格安SIMはそもそもの料金設定が安いので、家族割を適用するとよりお得に利用できます。

通信費節約のために家族割を使いたい方にとって、格安SIMでも割引を適用できることは何よりのメリットといえるでしょう。

以下の記事では、携帯料金の比較・シミュレーション結果をまとめています。契約先を決めるための参考にしてください。

②請求をひとつにまとめられる

格安SIMで家族割を使うと、請求をひとつにまとめられる場合があります。

家族割の形態にもよりますが、割引を適用するには家族でグループを組んだり、同一名義での申し込みが必要です。

この場合、主回線に請求がまとまるため、家族それぞれの請求を都度確認する必要がありません。特に、子供のいる家庭では使いすぎを防げるというメリットがあります。

③家族間の通話料が割引される

格安SIMでは、残念ながらキャリアのような家族間無料通話はありません。

しかし、そもそもの通話料がキャリアより安かったり、専用アプリの利用で通話料が減額されるなどのサービスがあります。

例えば、IIJmioでは「ファミリー通話割引」というサービスを提供しています。

家族間の通話料が20%オフの8.8円/30秒になるというもので、家族間で音声通話の利用頻度が高い方におすすめです。

以下の記事では、かけ放題が最安のおすすめ格安SIMを紹介しています。通話の利用が多い方は、ぜひこちらもご覧ください。

家族割があるおすすめの格安SIMはこちら

格安SIMで家族割を使うデメリット

格安SIMで家族割を使うことには、一部デメリットも存在します。契約してから後悔しないように、事前にデメリットについても知っておきましょう。

①2回線以上の契約が必要になる

格安SIMで家族割を適用するには、主回線と別に子回線を契約する必要があります。キャリアの家族割を適用する場合にも必要ですが、これは格安SIMでも変わりません。

契約した回線ごとに月額料金がかかるため、あらかじめプランの料金を把握しておきましょう。

ただし、格安SIMではデータシェア機能を使うと、1回線の契約だけでデータ容量を分け合えます。

複数回線を契約したくない方は、家族割と同じような感覚で利用できるデータシェアの活用も検討してみましょう。

以下の記事では、格安SIMのシェアプランについて解説していますので、ぜひチェックしてみてください!

②年齢制限が設けられている場合がある

格安SIMによっては、家族割の適用条件として年齢制限を設けている場合があります。

例えば、ワイモバイルで過去に行われていた「ワイモバ親子割」では、5歳以上18歳以下が対象でした。

5歳以上18歳以下のお客さま(ご使用者)を対象に、スマートフォンの基本料が適用月から最大13ヵ月間割引になるキャンペーンです。 出典:ワイモバイル

このように、格安SIMによっては、子供にあたる年齢でないと割引が適用されない場合があります。

家族構成に適した条件の家族割でなければ利用できない点は、デメリットといえるでしょう。

③家族を追加できない場合がある

格安SIMによっては、家族割に追加で入れない場合があります

既に家族割を適用しており、別の家族の割引を追加で申し込みたい場合は、このような制限が大きなデメリットとなります。

また、追加で家族割に参加できたとしても、必要書類や手続きが煩雑であることも少なくありません。

家族全員で乗り換える場合は関係ありませんが、家族割の加入条件はしっかり確認しておきましょう。

④適用人数によってはキャリアの方が安い場合がある

格安SIMで家族割を使う最大のデメリットは、適用人数次第でキャリアの方が安くなる可能性があることです。

格安SIMの家族割は、キャリアに比べて適用できる回線数や割引額が少なく設定されています。

格安SIMとキャリアに分けて、割引額と適用できる最大回線数を比較します。

サービス名 家族割の割引額
(税込)
最大回線数
キャリア ドコモ -550円/月(2回線)
-1,100円/月(3回線以上)
20回線
au -550円/月(2回線)
-1,100円/月(3回線以上)
10回線
ソフトバンク -550円~-2,200円/月 10回線
格安SIM UQモバイル -550円/月 10回線
ワイモバイル -550円~-1,188円/月 9回線
mineo -55円/月 5回線
BIGLOBEモバイル -200円/月 4回線

このように、基本的にキャリアの方が1回線あたりの割引額や、適用できる最大回線数が多いのが特徴です。

そのため、家族割を使いたい人数が多いほど、キャリアの方が安くなる可能性があります。

家族構成や利用環境によっては、必ずしも格安SIMの方が安いとは限らないことを知っておきましょう。

⑤家族間通話無料の格安SIMはない

大手キャリアでは、家族間の通話が無料になるサービスが提供されています。楽天モバイルでは、「Rakuten Link」アプリで相手を問わず無料通話が可能です。

一方、家族間通話無料サービスが提供されている格安SIMはありません。家族に電話をかけることが多い場合は、通話オプションを契約するのがおすすめです。

なお、ahamoはドコモのファミリー割引のカウント対象になります。ドコモからahamoを利用している家族に電話をかける場合、通話料はかかりません。

家族割があるおすすめの格安SIMはこちら

格安SIMで家族割を使う際の注意点

ここからは、格安SIMで家族割を使うときの注意点について、それぞれ詳しく解説します。

①家族割の適用条件を確認する

家族割を利用する際は、必ず適用条件を確認しましょう。

例えば、UQモバイルの家族割の適用条件は次のようになっています。

加入条件
一緒に暮らしている家族
同一姓・同一住所であれば証明書不要で加入可能です。★1

離れて暮らしている家族
家族である証明書のご提示で離れていても加入可能です。

★1同一姓・同一住所の家族を対象とします。相違がある場合は家族であることを証明する書類の提出が必要となります。
(証明書類の例:「健康保険証」「住民票(続柄記載があるもの/事実婚は「未届」記載)」「戸籍謄本(続柄記載があるもの)」)

出典:UQモバイル

特に、住所や名字の異なる家族がいる場合は、必要書類や手続きについて事前に確認しておくとスムーズです。

格安SIMによっては、同一姓、同一住所であっても証明書等が必要となるので注意しましょう。

【UQモバイル公式】詳細はこちら

②通話料など基本料金以外の割引もチェックする

格安SIMの家族割を使うときは、通話料金など基本料金以外の割引があるかについてもチェックしましょう。

家族割は月額料金の割引が中心となっており、他のサービスに関する割引はあまり見られません。しかし、格安SIMの中には、通話料金などが割引対象となる場合があります。

例えば、IIJmioでは「ファミリー通話割引」という家族間通話の割引を利用可能です。他にも、VODサービスの「U-NEXT」が付帯するy.u mobileの例もあります。

格安SIMで家族割を利用する際は、多角的にサービス内容を調べておきましょう

以下の記事では、格安SIMのキャンペーンを比較していますので、お得に利用するための参考にしてください。

【IIJmio公式】詳細はこちら

③子供が使う場合はフィルタリング機能があるか確認する

子供のいる家庭では、家族割だけではなくフィルタリング機能を利用できるかチェックしておきましょう。

格安SIMには、有害なサイトへのアクセスや利用時間を制限するフィルタリング機能を提供しているものがあります。

サービスによってフィルタリング機能の内容や制限の強さが異なるため、利用環境に合った機能があるものを選ぶことが大切です。

中にはフィルタリング機能を提供していない格安SIMもあるため、事前にサービスの有無を確認しておきましょう。

以下の記事では、子供がインターネットを使うメリット・デメリットをまとめています。子供にスマホを持たせることを考えている保護者の方は、ぜひこちらもご覧ください。

④快適に使える通信速度か調べておく

家族割があるという理由だけで、家族と同じ格安SIMを契約するのはおすすめできません。それは、人によってスマホの利用用途が異なるためです。

Web閲覧やメールの送受信しか行わない場合、通信速度が遅くても問題ありません。しかし、動画やゲームを楽しむには、ある程度の通信速度が必要です。

スマホの使い方に応じて、快適に使える通信速度が出るか、あらかじめ確認しておきましょう。

以下の記事では、格安SIM24社の通信速度を比較しています。通信速度が速い格安SIMを知りたい方は、ぜひチェックしてください。

家族割があるおすすめの格安SIMはこちら

格安SIMの家族割に関するよくある質問

格安SIMの家族割に関するよくある質問について、回答をまとめます。

家族4人の携帯代の平均はいくら?

世帯人数ごとに毎月どれくらい通信費を支払っているか、総務省統計局の2022年度家計調査の結果で比較します。

世帯人数 平均通信費
単身 7,008円
2人 10,492円
3人 13,713円
4人 14,815円
5人 15,536円
6人以上 16,903円
平均 12,595円
出典:総務省統計局 家計調査

家計調査によると、家族4人の平均通信費は14,815円です。

単身世帯から家族2人になると平均通信費が大幅に増えますが、それ以上は1,000円程度の上昇にとどまっています。

全体の平均通信費は12,595円で、家族2人と家族3人の平均通信費の中間に位置しています。

ただし、この通信費は光回線や電話などすべてを含めた平均なので、あくまで参考としてご覧ください。

UQモバイルは家族割がある?

UQモバイルには家族割があり、「家族セット割」として提供されています。スマホ代が毎月550円(税込)割引されるサービスです。

最大10回線まで適用対象となるので、毎月最大5,500円(税込)が割引されます。つまり、年間で最大66,000円(税込)がお得です。

対象プランは、トクトクプラン・ミニミニプランです。

ワイモバイルの家族割はいくら安くなる?

ワイモバイルでは「家族割引サービス」を利用でき、1回線あたり毎月最大1,188円(税込)が割引されます

最大9回線に適用されるため、毎月最大10,692円(税込)がお得です。年間では、通信費を最大128,304円(税込)削減できます。

シンプルS/M/Lに1,188円(税込)の割引が適用されます。一部の受付終了プランも適用対象ですが、割引額は550円(税込)です。

家族割があるおすすめの格安SIMはこちら

家族割やシェアが利用できる格安SIMでスマホ代を節約

格安SIMはもとの月額料金が安く、家族割を利用すれば家族全員のスマホ代を節約できます。また、家族割のない格安SIMでも、データシェアを活用すればお得に利用可能です。

家族で格安SIMを使うときは、次のポイントに注目して選びましょう。

格安SIMで家族割を使うときのポイント

  • 家族割の適用条件を確認する
  • 家族構成に合った家族割やデータシェアのある格安SIMを選ぶ
  • 通話料など基本料金以外の割引をチェックする
  • フィルタリング機能の有無を確認する

家族割の申し込み手続きが簡単で使いやすい格安SIMを選びたい方には、楽天モバイルが特におすすめです。

ぜひこの記事を参考に、家族割のある格安SIMを契約してスマホをお得に利用してください。

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谷口稜 ― ライター
谷口稜 ― ライター