- 格安SIM
- 更新日:2023年06月14日
楽天モバイルのデュアルSIM対応機種や設定方法!おすすめの組み合わせも紹介
※当記事はPRを含みます。詳しくはこちら。
※カシモWiMAXは株式会社マーケットエンタープライズの関連会社、株式会社MEモバイルが運営しています。
複数回線を運用する場合には1つのスマホで2つの回線を利用する「デュアルSIM運用」方法があります。
デュアルSIM運用をすればスマホを2つ持ち歩く必要がなくなるので、「楽天モバイルと他のSIMを組み合わせて使おう」と考えている人も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では楽天モバイルのデュアルSIM機種や設定方法を紹介します。
楽天モバイルをデュアルSIM運用する際におすすめの組み合わせもまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
目次
楽天モバイルのデュアルSIM対応機種
楽天モバイルのデュアルSIM対応端末を、iPhoneとAndroidにわけて紹介します。
【iPhone】デュアルSIM対応端末一覧
楽天モバイルが公式サイトで公表している、執筆時点で販売中のデュアルSIM対応iPhone端末です。
iPhone | デュアルSIMの組み合わせ | デュアルSIMの種類 |
---|---|---|
iPhone SE(第3世代) | nanoSIMとeSIM | DSDS |
iPhone 12 | nanoSIMとeSIM | DSDS |
iPhone 13 iPhone 13 Pro iPhone 13 Pro Max iPhone 13 mini |
eSIM×2またはnanoSIMとeSIM | DSDS |
iPhone 14 iPhone 14 Pro iPhone 14 Pro Max iPhone 14 Plus |
eSIM×2またはnanoSIMとeSIM | DSDS |
iPhoneシリーズはすべてDSDS対応です。
DSDSとは、SIMを切り替える必要がありません。回線は4G/3Gで、片方が3G対応になります。
どちらの電話番号に着信があっても電話が受けられます。ただし、通話が開始するともう片方のSIMでの通信はできなくなります。
【Android】デュアルSIM対応端末一覧
楽天モバイルが公式サイトで公表している、執筆時点で販売中のデュアルSIM対応Android端末です。
Android | デュアルSIMの組み合わせ | デュアルSIMの種類 |
---|---|---|
OPPO Reno5 A | nanoSIM×2 またはnanoSIMとeSIM | DSDV |
OPPO Reno7 A | nanoSIM×2 またはnanoSIMとeSIM | DSDV |
OPPO A55s 5G | nanoSIM×2 またはnanoSIMとeSIM | DSDV |
AQUOS zero6 | nanoSIMとeSIM | DSDV |
AQUOS wish | nanoSIMとeSIM | DSDV |
AQUOS sense6 | nanoSIMとeSIM | DSDV |
AQUOS sense6s | nanoSIMとeSIM | DSDV |
AQUOS sense7 | nanoSIMとeSIM | DSDV |
Galaxy A23 5G | nanoSIMとeSIM | DSDV |
Galaxy Z Flip4 | nanoSIMとeSIM | DSDV |
Xperia 5 IV | nanoSIMとeSIM | DSDV |
Xperia 10 IV | nanoSIMとeSIM | DSDV |
Xperia 10 III Lite | nanoSIMとeSIM | DSDV |
Redmi Note 11 Pro 5G | nanoSIMとeSIM | DSDV |
DSDVは、DSDSと基本的には変わりませんが、両方のSIMで4Gが利用できるので、安定した高速データ通信が利用できます。
楽天モバイルでデュアルSIMを設定する方法
楽天モバイルでデュアルSIMを設定する方法を、iPhoneとAndroidにわけて紹介します。
機種によって設定方法が若干異なりますので、注意してください。
【iPhone】デュアルSIMの設定方法
iPhoneでデュアルSIMを設定する方法は、以下の手順です。
- ホーム画面の「設定」アプリから[モバイル通信]を選択
- モバイル通信プランを追加から「続ける」をタップ
- モバイル通信プランの名称を確認し「続ける」をタップ
- デフォルト回線を選択
- iMessageとFaceTimeに使用するSIMを選択
- モバイルデータ通信に使用するSIMを選択
- 画面に表示されるロゴなどで、選んだSIMが反映されているか確認
SIMの反映を確認したら、実際につながっているかどうか試しましょう。
【Android】デュアルSIMの設定方法
AndroidでデュアルSIMを設定する方法は、以下の手順です。
- 設定から「ネットワークとインターネット」をタップ
- モバイルネットワークをタップ
- 有効にしたいSIMのうち設定したいSIMをタップ
- 通話の設定をタップ
- 通話使用時に使いたいSIMを選択
- 画面に表示されるロゴなどで選んだSIMが反映されているか確認
Androidの方がiPhoneよりも少ない手順で設定できます。
別のSIMに切り替えたい際も同じように「設定」から変更可能です。
デュアルSIMにおすすめの組み合わせ3選
楽天モバイルのデュアルSIMを活用すれば、月々のデータ通信量が節約できます。
デュアルSIMで楽天モバイルとの組み合わせにおすすめの格安SIMをまとめました。
楽天モバイル×mineo
楽天モバイルのRakuten Linkアプリで無料通話と、mineoのデータ容量無制限「マイそく」の組み合わせです。
mineo マイそく |
月額料金(税込) ※音声通話SIM・データ通信専用SIM |
---|---|
スタンダード (最大1.5Mbps) |
990円 |
プレミアム (最大3Mbps) |
2,200円 |
ライト (最大300kbps) |
660円 |
mineoの「マイそく」プランは低速ですが、データ容量無制限です。
マイそくのスタンダードやライトなら、楽天モバイルのみで無制限通信を利用するよりも安くなります。
(税込) | 合計 | 楽天モバイル | mineo |
---|---|---|---|
楽天モバイル+ マイそく(スタンダード) |
2,068円 | 1,078円 | 990円 |
楽天モバイル+ マイそく(プレミアム) |
3,278円 | 1,078円 | 2,200円 |
楽天モバイル+ マイそく(ライト) |
1,738円 | 1,078円 | 660円 |
公式サイト |
公式サイト |
楽天モバイル×IIJmio
楽天モバイル3GB以内のデータ通信とRakuten Linkアプリで無料通話、IIJmioのeSIMデータ通信のみ利用の組み合わせです。
IIJmioのデータ通信のみのプランを紹介します。
IIJmio データのみ |
データSIM (税込) |
eSIM (データ専用) (税込) |
---|---|---|
2GB | 740円 | 440円 |
4GB | 900円 | 660円 |
8GB | 1,400円 | 1,100円 |
15GB | 1,730円 | 1,430円 |
20GB | 1,950円 | 1,650円 |
IIJmioのデータ通信専用eSIMは、月額440円(税込)~利用できます。
IIJmioのデータ容量を使い切ったら、楽天モバイルを利用しましょう。楽天モバイルのデータ使用量を3GB以下にしていれば、月額料金は変わりません。
(税込) | 合計 | 楽天モバイル | IIJmio データ通信専用eSIM |
---|---|---|---|
2GB | 1,518円 | 1,078円 | 440円 |
4GB | 1,738円 | 1,078円 | 660円 |
8GB | 2,178円 | 1,078円 | 1,100円 |
15GB | 2,508円 | 1,078円 | 1,430円 |
20GB | 2,728円 | 1,078円 | 1,650円 |
公式サイト |
公式サイト |
楽天モバイル×povo
楽天モバイル3GB以内のデータ通信とRakuten Linkアプリで無料通話、povoのデータ容量トッピングの組み合わせです。
povoはトッピングをしなければ毎月0円で運用できます。180日間有料トッピングを購入しないと、利用停止・契約解除になる可能性があるので注意が必要です。
(税込) | povo2.0 | |
---|---|---|
基本料金 | 0円 | |
データ容量 | 0円 | |
国内通話料金 | 22円/30秒 | |
データトッピング | 1GB(7日間) | 390円 |
3GB(30日間) | 990円 | |
20GB(30日間) | 2,700円 | |
60GB(90日間) | 6,490円 | |
150GB(180日間) | 12,980円 | |
使い放題(24時間) | 330円 | |
通話トッピング | 5分かけ放題 | 550円 |
通話かけ放題 | 1,650円 | |
コンテンツトッピング | DAZN使い放題パック | 1,145円 |
smash.使い放題パック | 220円 |
povoはau回線なので、楽天モバイルが繋がりにくいときの補助として使えます。
また、au PAYでの支払いや対象店舗を利用するとデータ容量がもらえるギガ活もあります。
povoはトッピングをしなければ基本無料なので、ギガ活を利用すれば楽天モバイルのみの料金で済みます。
楽天モバイルでデータ使用量が3GBを超えそうな場合は、povoを利用しましょう。トッピングを利用しても高くありません。
データ容量 | 合計 | 楽天モバイル | povo |
---|---|---|---|
0GB | 1,078円 | 1,078円 | 0円 |
1GB | 1,468円 | 1,078円 | 390円 |
3GB | 2,068円 | 1,078円 | 990円 |
20GB | 3,778円 | 1,078円 | 2,700円 |
公式サイト |
乗り換える |
乗り換える |
なお、デュアルSIM最強の組み合わせはこちらの記事で詳しく解説しています。
楽天モバイルでデュアルSIMを利用する際の注意点
楽天モバイルでデュアルSIMを利用する際の注意点をまとめました。
スマホやSIMタイプによって注意点が異なりますので、デュアルSIMを検討中の方は事前にチェックしておきましょう。
【eSIM】デュアルSIMの注意点
- デュアルSIMスマホの多くは「物理SIM×eSIM」
- eSIMに対応する格安SIMは少ない
多くのデュアルSIM対応スマホ端末は、「eSIM×物理SIM」という作りです。
これらのスマホをデュアルSIM運用する場合、片方はeSIMにする必要があります。
eSIMに対応する格安SIMは増えつつあるものの、選択肢を狭めないためにも、楽天モバイル側をeSIMにしておくのがおすすめです。
eSIMの手続きはオンラインで完結でき、申し込みから最短3分で乗り換えが完了します。楽天モバイルならeSIM発行の手数料もかかりません。
【iPhone】デュアルSIMの注意点
- 回線が自動切り替えにならない
- Rakuten Linkの利用は一部有料の場合がある
iPhoneでデュアルSIMを運用する場合、楽天回線とパートナー回線が自動で切り替えになりません。
回線の切り替えは機内モードのオン・オフで対処できます。
他にも、Rakuten Linkを利用していない相手とのやり取りには、注意が必要です。
SMSの送信相手がRakuten Linkを利用していない場合、70文字で3円の料金が発生します。
また、不在着信に折り返す場合に、そのまま折り返してしまうとiOS標準の電話アプリからの発信となってしまいます。
この場合、通常の通話料が発生してしまいますので、折り返しの際も必ずRakuten Linkで発信しましょう。
【Android】デュアルSIMの注意点
- 「物理SIM×物理SIM」タイプのスマホがある
Androidの一部の端末は「物理SIM×eSIM」ではなく、「物理SIM×物理SIM」のタイプがあります。
このような端末は、副回線のSIMカードを「SDカードスロット」に差し込んで利用します。
SDカードスロットとは、外部メモリを差し込むスロットのことです。
eSIM非対応の場合は、物理SIMを2つ持つ必要があります。eSIMを契約しても利用できませんので、ご注意ください。
楽天モバイルのデュアルSIMを活用してスマホ代をお得に!
楽天モバイルは単体で使っても十分お得ですが、デュアルSIM対応機種を使って、他社と組み合わせるとお得になります。
この記事でわかったこと
- 楽天モバイルではデュアルSIM対応機種はたくさん販売されている
- デュアルSIMの設定は簡単
- 楽天モバイルと他社の組み合わせで料金がお得になる
楽天モバイルではデュアルSIM対応機種を多く取り扱っています。好きな機種を選んで、他社のプランと組み合わせて通話もデータもお得に使いましょう。
関連キーワード